つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

iMacトラブル顛末記(その2)新しいiMac


まずは、いまの生活のライフラインでもあるPCの確保である。ネットに繋がるPCがないと、不自由な生活を強いられる。横から、「ダイニングにiPad(一応相方のもの)もあるし、iPod touchでも最低限のことはできるじゃん」と言われそうだが、なんといっても大きいスクリーンで一番自由度の高い(制約が少ない)PCがなくては困るのだ。


ということで、どうなるか分からないトラブルiMacの修理は後回しにして、新しいiMacを買うことにした。新しいヤツは、以前よりもかなり安くなっているし、機能も高くなっている。古いヤツの使い道は、動きのノロMac miniの後釜にすることにする。もしもうまく修理できればの話であるが・・・。


発注してから2日後に到着した。配送センターが近いこともあるのだろうが、さすがにAmazonは速い。しかし、喜びだけではない。以前の作業環境を復活させなければならない。そのための課題は多い。

2011年09月27日(火)

新しいiMacがやって来ました。やけに早く着いたのだ。早速、データの移行作業にかからねば。これで古い方の外付ディスク起動は後回しだ。


付属のワイヤー類は電源線だけ。マウスもキーボードもBluetoothを使ったワイヤレスだ。電池の心配をしなければならないので、あまり好みでは無い。

  いつものようにワクワクしてる。Appleの製品は梱包も素晴らしい。開封していく楽しさも味わえる。記憶に残っているのは、初代iPod nanoのパッケージで、まるで香水でも入っているような雰囲気が漂っていた。

古い(2年半前)のiMacと並べて見ました。右の新しいヤツが、ちょっと低いかな。キーボードとワイヤレス以外の外観はほぼ同じ。そうだ、システムのインストールDVDが付いてなかった。

  ディスプレイは20インチから21.5インチになったのだが、横幅が伸びたので大きくなった感じは無い。

アップルストア以外の所から安く買ったので、OSが雪豹かライオンになるのか開けてみるまで分からないとあった。起動して見ると、ライオン君でした。(^^) 後はメール&アドレスやブックマークなどのデータ、iPodiPadの同期がうまく移行できるかが問題だ。


一瞬ドキリとさせられる。バックアップデータを入れた外付HDDがマウント出来ない。後で考えようと、システムのオンライン・アップデートをかける。3度繰り返して最新版になると、あら不思議、マウントできるようになった。OSの初期不良が潰されて、枯れてきた証拠だろうな。




さて、移植作業を始める。古いiMacのゴキゲンの良い時に最新のバックアップをとっておいた。懸念事項は、Time Machineを使っていなかったのでうまく移植が出来るかということだ。最低限の復旧事項は、メールのアドレス帳と過去メール、ブラウザのブックマーク、iTunesの音楽ファイルやCDブックのデータ、そして膨大な写真ファイルなどである。一番気がかりだったのは、iPadiPod touchの母艦としての継続性である。これが白紙に戻ると、端末内に記録されたデータが無くなってしまう。

2011年09月27日(火) のつづき

MS-Officeもライオンで動いた。そのメールデータもうまく移行できた。Chromeのブックマークは移行が簡単だ。一番懸念していたiTunesiPad&iPodの同期もスムーズに取れた。後は、写真などのファイルを移すだけだ。まだ作業はあるが、移行の山は超えた。


ライオン君になってからPowerPCのアプリをサポートしなくなった。それに、intelコードであっても動か無いものもある。それで、幾つかの気の利いたアプリが使えなくなった。代替を探さなくては。

  ライオンにするのが一つの目標だったが、使用感としてはPowerPCコードも動かせる雪豹の方がまだましなような気がする。


新しいiMacのマウスだが、タッチパネルのように表面を指でなぞると色々なことができる。スクロールの時、左右はいいのだが、上下がホイール式と逆の動きになるので戸惑っている。全般的に、これらの”新しさ”にまだ慣れない。



ブラウザ、メーラーiMacに標準装備されたものを使っていない。特にメールは、かなり前からMS OfficeEntourageを使っている。これだとすべての設定は「書類」内の”Microsoft ユーザー データ”に収まっているからそれをまるごとコピーすれば完全復旧する。また、iTunesも「ミュージック」にある”iTunes”フォルダを移してやるだけで良い。これでAllpe IDを照合するだけでiPadなどのデータが全て元通りにシンクできる。

2011年10月13日(木)

ライオンになって、ファイルの整頓が最装備されたり、Windowsのようなウィンドウの変更ができるようになり、少し良くなった。しかし、まだ余計なお節介が多い気がする。ファインダーやフォルダの操作は、昔のOS9のほうが好きだ。

iMacのライオン君もおかしなことをやってくれる。デスクトップのアイコンを、勝手に並び替えてくれる。起動したら、いつもと違う風景に、ということがもう2回も起きた。都度、自分好みにする作業を強いられる。困ったものだ。



その後もこのiMacのライオンは、マウスで私を悩まし続けている。

2011年10月23日(日)

左手の前腕が痛い。外側の肘に近い所の筋肉で、タオルを絞るとかコップを持ち上げるような動きの時に痛みが走る。これは新しいiMacに付いてきたMagicMouseのせいだ。表面をなぞるジェスチャーで色々できるのだが、それが高じて筋肉痛になったようだ。

右利きなのになぜ左手かというと、前のホイールマウスの時、スクロールの操作で右手の前腕を痛めてしまった。それで、この春から、左手でマウスを操作するようになった。その左手も、この新マウスのお陰でやられた。機能豊富はいいけど、慣れない手にほ負荷がかかる。そろそろ、右手に持ち替えるか。

前にもつぶやいたが、この新マウスでのスクロール操作が未だに慣れない。画面を上方向にスクロースする場合、ホイールでは指で手前に回すことになるのだが、マジック・マウスのジェスチャーは手前から前になぞるのだ。全く反対の動作になる。これが未だに頭の中に混乱を起こす。

このマジック・マウスはそれ以外に、左右スクロール、二本指タッチ、二本指スワイプと人差し指と中指を酷使する。その微妙な動作が、前腕の上部筋肉に影響するのだ。これからPC前に座る前には、両腕のストレッチが必要だ。

  老化した身体は、なかなか新しい機能に順応できない。困ったものだ・・・。