つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

唐突に決まった秋田・青森の旅(2)


 2日目は、男鹿半島から青森の弘前市までJRを使って移動する行程である。ほとんどが車中で過ごすことになり、乗換も2回あって、待ち時間も長いのだ。のんびり、ゆっくり各駅停車の旅を楽しもう。おそらく暇を持て余してツイート回数が多くなるだろう。


 予定では午後の中ほどに弘前に入るので、市内を見て回る時間は十分ある。駅前のホテルを予約してあるから、チェックインして身軽にして出かけられる。ホテルから弘前城までそう遠くはない、午後の散歩と思って少し歩いてみるのもよいなと考える。ただ、涼しいと思って来た東北だが、昨日の秋田では30℃を超える真夏日に、今日も晴れて弘前も暑くなりそうだ。

2013年06月13日(木)
<天気図>

台風3号は予想通り八丈島近海で熱帯低気圧に変わった。その名のようにおとなしいヤギさんになった。これで一安心だが、秋田は真夏日が続く。今日も快晴で暑い日になりそう。



<男鹿駅>

男鹿駅なう。また、北上します。

電車が来ました。これから各駅停車の旅が始まる。途中で二回も乗り換えなければならない。乗換の待ち時間も尋常じゃない。また、暇つぶしTwが多くなりそうだ。



<追分駅>

追分駅、乗り換え待ちなう。ホームに降りると、真夏日の熱波が襲ってくる。遠くに次に乗る電車が見えてきた。

奥羽本線は、単線の部分が多い。本数が少ないのでそれで良いのだろうが、たまに駅ですれ違い待ちになる。左右の景色に飽きてきたので、前が見える先頭に陣取った。外は暑そうだが、車内はエアコンが良く効いている。



大館駅

乗った各駅停車の終点、大館駅に到着。電車を出るとサウナのような熱気が。駅員さんに聞くと、ホームは34℃あると。間違って熱帯に迷い込んだ気持ちになる。

ホームに忠犬ハチ公がいる。背後にある説明を読むと、大館生まれなそうな。なるへそ!暑さで言葉もおかしい。^^;

ここで40分近くの乗り継ぎ待ちになる。駅弁を買おうと思ってホームの駅員さんに聞くと、そのドアから入るとコンビニになるので、そこで買えると。

ドアを開けて入ると驚いた。駅に併設されたコンビニの裏口だ。正面の入口を使えば、改札をパスできる。店員さんがそれを監視することになっているのだと。

駅弁を買って、裏口近くにあるテーブルを借りてお腹を満たす。こういった地方の駅では、面白い体験をできる。また、みなさん親切だ。人が少ないと、人とのふれあいでの良い面が強調されるのだろう。
  



弘前市

座り続けでお尻が痛くなる頃に弘前駅に到着。ホテルにチェックインしてから、100円均一市内循環バスで弘前公園へ。大館より涼しいが日差しは厳しい。



弘前公園

弘前公園に入ると、函館から来たという子供たちに出会う。話をすると、小学校の修学旅行でグループ行動をしているのだと。弘前城を見たあとは、ねぶた村に行くという。こちらもそうすると言って別れた。というか、追い越された。みんな活発で良い子だ。

弘前城、追手門側のお堀に架かる橋から見ると美しい。橋を渡り回り込んで城内の入口側から見ると、少し雰囲気が変わる。三階建てのお屋敷といった感じに見える。
  

三階、つまり天守閣に上ると、窓からの風が心地良い。少し陽が傾いた方向に岩木山が霞んで見えた。津軽富士とも呼ばれ、単独峰として見応えがある。ただ、山頂のシルエットは富士山よりとんがっている。

弘前公園は桜でも名高いところだ。その桜の木を見ると、サクランボの実が育ちつつある。

公園内に日本一幹が太いというソメイヨシノの大木があった。説明書きの横に、満開に桜の花をつけた写真がある。見事な咲きっぷり。このような時期にもう一度来たいものだ。



<ねぶた村>

ここからはいつもの散歩スタイル。歩いてねぶた村に行く。ねぶた飾りの大きさに圧倒されたり、飛び入りでお囃子の太鼓を叩いたり、津軽三味線の迫力に触れたりと、結構楽しめた。
  

こけしや織物などの民芸品実演コーナーで、こんな洒落た?モノを見つけた。寝ぶた(ねぶた)のダジャレ物。こういうのは私の好物。ついでに、秋田でAKBは秋田美人と読み解くとあったのも記憶に残っている。

ホテルまで歩いて帰る途中、市場のようなところに寄るが、既に半分ほどの店は閉まっていた。その近くのイタメシ屋で夕食をとる。



<なぞなぞのイタメシ屋>

イタメシ屋のトイレになぞなぞが二つ書いてあり、解くと賞品が出るのだと。食べなが考えていると閃いた。幸運にも二問とも正解にたどり着く。で、無料クーポンをゲット。でも、これを使う機会はあるのだろうか?