猛暑のほてりを北欧で冷やす(5)
さて広いノルウェーの大地をフィヨルドを求めて駆け巡るバス・ツアーが始まった。天気も良くなった。その代わりに日本の秋の陽気に戻った。でも、これから緯度と高度を高まっていく。きっとキューンとする寒さに震えるところが多くなってくるだろう。
2013年09月26日(木)
今起きて外を見たら霜が降りてる。最低気温は零度を切った。気をつけねば。
posted at 07:42
最低気温は零度を切った。現在は2℃くらいだが、窓の外は白い霧が出てきた。雰囲気的には、冬のスキー場にいる感じ。さて、そろそろフィヨルドと氷河を目指して、更に北に向かいます。
posted at 07:53
<オスローゲイランゲル>
朝、ガスったので心配したが、陽が昇ると共に晴れた。オスロからバスで北に向う。ノルウェー最大の湖、ミョーサ湖沿いを走ると道路の拡幅工事が延々と続いていた。
posted at 09:00
左手に美しい湖、右手には剥き出しの岩、破砕された岩、それにズリとなった岩の景観が続く。それらを見ながら、ノーベルがダイナマイトを発明した必然性と手に入れた富の巨大さに思いを馳せていた。
posted at 09:07
<リレハンメル>
お昼頃に、1994年の冬季オリンピックが行われたリレハンメルを通る。当時の記憶も、もう20年の昔の古さになったのだ。ジャンプ台のリフトを使って、周辺の景色を楽しむ。また、体を冷やしてしまった。
posted at 10:43
かなり北に来ました。WIFIサービスがあるCinclairと言うレストランで昼食なり。まずは、スープ、キノコかな?
posted at 12:43
食事終わった。上を見たら、鉄砲がある。さて、更に北への再開だ。
posted at 13:18
<スターブ教会>
午後は、13世紀に建てられたスターブ教会に立ち寄る。要は、木造という意味を持つ教会である。天気は次第に良くなってきた。^^
posted at 14:44
立ち寄った滝。雪解けの春から夏にかけて水量が多いが、秋になると次第に勢いが減っていく。滝を見るには不適切な季節である。
<ダールスニッパ展望台>
日が落ちる前に、ゲイランゲル手前にあるダールスニッパ展望台へ。雪がまだ残っていた。風が無いので寒さは控えめだが、時間と共に冷えてくる。
posted at 17:16
今年の冬に降った雪がまだ残っているのだ。要は、万年雪、これが沢山集まると氷河になる。
posted at 17:20
恋人同士が鍵をかけて"永遠の愛?"を誓うのは世界的に流行っているようだ。
1400mの展望台からの眺め。この後、下に見える道を通ってゲイランゲルに入る。
posted at 17:17
<ゲイランゲル>
最北は、今居るGeiranger。そして幾つかのフィヨルドを見ながらBergenまで南下する予定。天気によっては風邪引きそうに寒い。
posted at 22:08
さて、お腹もいっぱいになったし、アルコール燃料も入れた。ほろ酔いで振り返りTwを。
posted at 22:23
猛暑のほてりを北欧で冷やす(4)
今度は空路を使って三つ目の国ノルウェーに入る。ここからこの旅のメインとなるフィヨルドをたどる旅が始まる。
まずはオスロで一息いれる。やっと雨には合わなくなったが、どんよりとした空が広がる。
2013年09月25日(水)
やっと繋がった。今朝は、ストックホルムから空路オスロに飛んで、今回の旅のメインとなるノルウェーに入る。ここまでのアプローチは、ちょっとゴチャゴチャし過ぎ。特に夜のバルト海クルーズは、景色も見えずただ寝るだけ。要はブルトレの楽しみだけ。
posted at 11:16
<オスロ>
<フログネル公園>
午後は、まずフログネル公園へ。ここでやっと北欧の寒さに出会う。吹きっさらしの丘の上は、スキー場のゲレンデのよう。冷たい風に震える。短時間で冷え切ってしまった。これが目的の一つであるが、ダウンジャケットを持ってくればと後悔する。
posted at 13:35
オスロのフログネル公園でグスタフ・ヴィーゲランの彫刻を見てから、ずーっと気になっていたことがある。ある子供の彫刻の怒った顔が、記憶にある絵の女の子にそっくりだった。それを描いた日本の画家が思い出せず、しばらく悶々としていた。
調べてみると、そう、奈良美智のにらみつけるような目の女の子の絵だった。これでなにか一息つけた。それにしても、似ているとお思いませんか。
【参考】奈良美智の所蔵作品一覧
<オスロ美術館>
そして、オスロ市内に戻って、国立美術館に。ちょうど開催されていたムンク生誕150周年展を見る。有名な「叫び」を観たが、少し前衛的に感じてしまう。それより少しまともな絵に目が行った。鑑賞しながら冷え切った身体を暖めた。^^;
posted at 15:00
美術館の一部にマネやモネ、それに青の時代のピカソが一点置いてあった。どちらかというと、ムンクよりそちらの方が好みである。
posted at 15:20
王宮の衛兵さんに挨拶。
<オペラ・ハウス>
美術館を出て、オスロフィヨルドを展望できる、オペラハウスへ。この建物は面白い。地上から屋上までがなだらかなスロープになっている。上まで登っていくと、フィヨルドが一望できる。また、冷えてしまった。^^
posted at 16:09
今夜の宿のホテルに入って、やっとネットに繋がった。昨夜は時差ボケがぶり返し、よく寝られ無かった。体を温めるためにアルコールを入れると、モーレツに眠くなる。これで振り返りTwはおしまいなり。明日からはもっと寒くなりそう、ムニャムニャ。 では、オヤスミ・・・
posted at 23:57
猛暑のほてりを北欧で冷やす(3)
夜のバルト海クルーズは出航が遅くて周りは闇の中に埋もれてしまっている。さらに雨で夜景も楽しめずに、食事をして寝るだけ。ブルートレインのようだが、夜景の変化や停車駅での楽しみがない。早朝に起こされ慌ただしく下船する。
2013年09月24日(火)
<バルト海>
朝食の時間がきたのでレストランに来たが、開いてない。あと10分だそうな。船の中で時差が変わるので、頭が混乱する。出発時はフィンランド時間で、到着頃からは1時間戻るのだ。そして、食べ終わる頃には下船となるのだ。
posted at 05:54
外に出て見たが、海はまだ暗くて寒い。ほとっんど大きな揺れが無いので快適に進んでいる。じっと佇むと、小ままかな揺れを足裏に感じる。
posted at 06:00
SILJA LINEで夜明けのストックホルムに入港。寝起きで呆けているのか、まだそれほど寒さを感じない。時差の計算にまごついたが、うまく起きられた。
posted at 06:05
<ストックホルム>
ノーベル賞の授賞式が行われるコンサートホールの後に、晩餐会の場となる市庁舎を見る。建物に絡まる蔦の紅葉が美しい。
posted at 08:36
衛兵交代の時刻に合わせ王宮まで歩く。観光の季節外れなのだろう、このイベントを見にくる人は少ない。英国のそれより間近に見られる。また、交代前の衛兵に「笑って?」と話しかけたら笑みをもって応えてくれた。^^
posted at 09:54
外気温は、9℃のようだ。ボケているのか鈍いのか、それほど寒くは感じない。
posted at 11:43
昼食をとってから、昔の宮殿まで行く。ベルサイユ宮殿のような庭があった。宮殿内は想像通り、肖像画や贅をつくした造り。ここまで小雨が降ったり晴れたりのおかしな天気だ。傘はいらない。
posted at 13:24
この雲が北欧の秋空なのか。綿菓子みたいになって、のんびりと浮かんでいた。
posted at 13:28
<ストックホルム市内>
しばらく市内をぶらつく。肌が白くスタイルの良い若い女性に目が行く。その中にこんなのがいた。ノームって言うのだっけ。北欧の妖精だったような記憶があるが定かでない。^^; この後に一緒に写真を撮ってもらった。お店の客寄せだろう?
posted at 14:36
こんなのも。遠目に見つけた時は、動かずにいる大道芸かと思っていた。そばまで近づくと、石像であることに、逆にビックリさせられる。周りに店もなく、道路にポツンと立っているのだが、何なのだろうか。
posted at 14:40
猛暑のほてりを北欧で冷やす(2)
夜遅くまでWiFiにつながらず、振り返りツイートが殆どできなかった。思い出しながらつぶやき風にまとめるなり。
2013年09月23日(月)
<ヘルシンキ>
昨夜遅くに着いたため、ホテル周辺の景色をほとんど見ていない。起きてから、まずカーテンを開けて外を見る。ホテルからの眺めは寒そうだった。
小雨で寒さが増した朝に、シベリウス公園へ。ここは作曲家・シベリウスを記念した公園で、彼の頭の大きな彫像などが一部にあるだけで、後はだだっ広いだけという印象。
<スオメンリンナ島へ>
島に渡る船を待っている。朝市の支度が始まっているので、それを見ながら時間をつぶす。おいしそうな木苺があったので買ってみる。
船が着ました。北欧独特のどんよりとした空が広がっている。
ヘルシンキ市内の6つの島の上に建造された海防要塞。1748年にスウェーデン=フィンランドはロシア帝国に対する守りを目的とする
<ヘルシンキ市内>
ヘルシンキ大聖堂:1830〜1852年に建築されたルーテル教大聖堂
テンペリアウキオ教会:氷河時代の岩をくりぬいた教会、天井は鋼板の円盤型ドーム
<トュルクへ>
これからTurkuに行って、バルト海を旅する予定なり。船酔いには強いからまあ大丈夫だろう。時差ボケも軽い。昨夜はよく寝たので、昼間も眠くない。
posted at 16:34
大聖堂
トュルク城
<バルト海クルーズ>
バルト海を渡ってスウェーデンへのクルーズ乗場にやっと着いた。ここでパスポート・コントロールを行って乗船する。出航は8時をすぎるので、遅い夕食になりそうだ。
外国航路になるので、免税店がある。おくのほうのステージでバンド演奏をしている。
部屋はこんな雰囲気。シャワーだけのバスとトイレ付きである。
やっと食事にありつけた。
SILJA LINEにてバルト海クルーズ中。船内でフリーWIFIサービス、ありがたい。さすがフィンランドはnokiaを生んだ国だけありITは先進国だ。比べて昨日トランジットしたデンマークの空港はフリーでは無くて、繋げなかった。ユーロ圏かどうかも関係があるのかも。
posted at 22:15
猛暑のほてりを北欧で冷やす(1)
今年の夏は猛暑日続きで例年より暑い日々を過ごした。9月になっても暖められた日本はなかなか冷めないようだ。だからというわけではないが、体の芯まで届くような涼しさを求めて北欧に飛んだ。
フィンランド、スウェーデン、ノルウェーそしてデンマークを駆け巡るいつもの忙しい旅である。ノルウェーの主なフィヨルドを見て回るのがメインディッシュになっている。9月の終わりという時期は。北欧の夏が終わり徐々に寒さを深めていく頃である。所によっては、オフシーズンの看板を掲げるところもあった。
ちょうど東京の初冬くらいの気温になると思って旅支度をした。旅の行程の中には緯度や標高が高い所があり、そこでは真冬に近い状態になる。そういう場所では、ダウンジャケットを持たなかったことの後悔が頭をよぎった。が、ほとんどは晩秋の装いで十分であった。
2013年09月22日(日)
成田空港なう。今日も夏のような陽気だ。さて、火照った身体と頭を冷やしに北に向かって飛びます。
posted at 10:32
今日の成田空港は人が多い。連休だからだろうか。ガラガラの時がほとんどだったので、いつも以上に時間が掛かる。
posted at 10:38
やっと搭乗ゲートに着いた。早め早めに行動したので、いつものように時間つぶしが必要になった。^^;
posted at 10:41
さて、搭乗が始まりました。しばらく、音信不通になります。
posted at 11:09
<コペンハーゲン・トランジット>
コペンハーゲンでトランジットのため降りたが、予想に反して暖かい。いや、スポーツシャツだけでも動くと汗がにじむ。外はと思って出ると、小雨で暖かい。ちょっと期待と反する。
posted at 18:20
<ヘルシンキ>
ヘルシンキでようやく夜の帳が下りる。雨も止んでいた。でも、寒くない。外に出ても、少し冷んやりくらい。上着が無くても大丈夫だ。頭を冷やしに来たのだが・・。予報を見ると、今週後半から期待に応えてくれそうだ。
posted at 21:51
さて、寝ます。経験から、夜の到着は時差ボケが軽いことが多いので、すぐ順応するだろう。 オヤスミ・・・
posted at 23:50
猛暑を抜けだし木曽路に逃げる(4)
さて最終日になりました。
まずはロッジから比較的近くにあるサントリーの白州工場の見学に行く。運転をしなければならないから心は出来ないのが残念だ。
午後は、八ヶ岳の高みを目指す。そこで、時間いっぱい涼んでから東京に戻ることにする。
2013年08月10日(土)
<サントリー白州工場>
サントリー白州蒸留所なう。ウィスキーの試飲をできないように、ドライバー・タグを付けさせられる。
posted at 10:27
ウィスキーの発酵槽は、さながらサウナ風呂。説明を聞く間にも汗が滴り落ちる。
posted at 11:20
一転して貯蔵庫は、涼しい。ただ、ウィスキーの香りと揮発性成分が強く漂っている。下戸の私は、それだけで酔っ払ってしまいそうだ。
posted at 11:23
最後に試飲会場。フルボトル10万円するウィスキーが試せないのだ。
posted at 11:26
続けて天然水の工場見学も行った。最後に天然水の飲み比べをするが、ほとんどわからない。右がサントリーで軟水、左がビッテルの硬水だった。私の好みは硬水である。
posted at 12:51
<道の駅こぶちざわ>
道の駅こぶちざわなう。ここで昼食をとる。
posted at 14:34
相方が野菜を調達してる間に、足湯に浸かる。上半身は猛暑の熱気、足は温泉の熱と、夏の難行苦行の修行に近いなり。^^;
posted at 14:37
<清里スキー場>
なるべく標高の高い所を目指す。それならとサンメドウズ清里スキー場に。リフトで上がると、そこは1900mの地。吹く風が爽やかだ。ゴンドラより吹きっさらしのリフトが良い。
posted at 17:57
リフトを終点で降りると、そこは一面に色とりどりのユリの花咲いている。よく見ると、まだ蕾がいっぱい。あと数日で満開になるのだろう。
posted at 18:02
<清里の森>
<帰路>
東京の天気予報を見た。夜の7時で35℃!!!、深夜の0時で32℃!!だと。これは早く着くと灼熱地獄だ。時間を使って、ゆっくりと帰ろう。
posted at 19:41
標高を下げるにつれて気温が上がってきた。高速道路に入る。車の外気温は32℃と表示される。ああ!
posted at 19:44
猛暑を抜けだし木曽路に逃げる(3)
午前中はヒュッテで談話をしながらゆったりと過ごす。近くに滝があると聞いたので、散歩がてらに行ったみた。
チェックアウトをし、さらなる高みを目指すために御岳山ロープウェイに。標高二千メートルくらいの涼しさを体感できるはずだ。
そのあと、木曽付近をドライブし、次の高みの八ヶ岳まで走る予定である。
2013年08月09日(金)
<尾の島の滝>
朝のヒュッテ近くの尾の島の滝まで散策する。行きは下りだが、帰りは登り道になる。期待以上の勇壮な滝だ。往復で1時間10分の散歩になった。涼しいので汗はにじむ程度。
posted at 10:29
「ひゅってくらいす」は、学生時代の同級生がやっている。その友人と昼近くまで昔話などをして過ごす。
posted at 18:22
<御岳山>
宿をチェックアウトして、御岳山ロープウェイで2150mの涼しさ味わいに。ただ、ゴンドラはさながら温室状態、小さな窓はあるが風は来ない。上まで真夏の我慢大会である。ゴンドラを降りるとそこは冷たい風の舞う天国だった。
posted at 18:30
昼食に、この辺りでは普通のメニューと聞いたソースカツ丼を食べる。私は、甘いカツ丼よりこちらの方が好きだ。
posted at 18:35
<八ヶ岳>
ちょっと遅い昼食をとってから、今夜の宿泊地の八ヶ岳まで北上する。宿の辺りは標高1200mくらいあるが、木曽のヒュッテの1400mより夕方の大気は温かい 、というか暑い。200m差は大きいようだ。これから、日が落ちると一気に冷えるだろう。
posted at 18:42