つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

ネットでのMLBの楽しみ方

今朝、レッドソックス田沢純一選手が先発したと言うのを聞いた。先日、3Aからメジャーに上がるやいなや、ヤンキー戦のマウンドに上がった活きの良い新人ピッチャーである。たまたまその登場をテレビを見ていて、その投球に将来性を感じた。


その先発投球を見たくなった。今日のNHK-BS放送ヤンキースvsブルージェイス戦を放送していて、レッドソックスは見れない。それで、ネットでリアルタイムに戦況が見られるサイトを探した。


まず、良く使う日本のサイト【スポーツナビ】にあたってみた。
速報画面で楽しめるのは、ヤンキースマリナーズの試合だけだった。


しかたなく、本家である【 The Official Site of Major League Baseball : MLB.com】のサイトに久々にアクセスした。ここでは、全試合が速報されている。
サイトは、当然のことながら英語なので、最近はほとんど見ていなかった。レッドソックス戦の速報画面を選択すると、そのきめ細かさに驚いた。久々に訪れた画面には、最新のWeb技術で臨場感を高める工夫が随所に施されていた。



(これは、マリナーズvsホワイトソックス戦でのイチローの打席の画面)
画面は、左に対戦中の投手と打者の写真と成績そして球場全体図、中央に球筋画面と試合進行内容のテロップ、右に打順リストがある。その中に、色々な仕掛けが用意されている。特に面白いと思ったものは、右の欄に見つけた「twitter」である。それをクリックすると見ている人の”つぶやき”が見られるし、また自分もつぶやけるようだ。(^^)


投手が投げる一球一球に従って、球種や球速、ストライク・ボール、などの情報が示される。当然英語だが、おなじみの野球用語なのでだいたい察しがつく。略語などは分からないものもあるが・・。(^^);
凄いのは、ほぼ同時に球筋がCG(フラッシュ)画像で見られる。それも、見る角度、ズームインアウトが自分で調整できる。これで、かなりの臨場感が得られる。


上段には全試合の進行情報が小さくまとめられていて、クリックすることで別の試合に瞬時に移動することもできる。まったく、よく考えられ、巧くできている。音声はないが、打球音や歓声等が入れば面白いだろう。でも、静かに画面だけで進行を追えるほうが私には合っている。どこまで自動化されているのか分からないが、進行情報の入力には人手に負うところが多いのだろう。


MLBで活躍する日本人プレイヤーが多くなったので、ひいきの選手のいるチームが放送されない場合が多くなる。私の場合、これからテレビでイチローの試合がないときは、 MLB.comで楽しむことにしよう。


そうそう、田沢選手は初先発・初勝利を収めた。おめでとう。
これから注目して、応援したい選手である。

田沢、メジャー初先発で初勝利!5回3失点


<追伸:09.08.13>
今日になって気がついたのですが、もっと臨場感を得るには、MLB.TVによるライブ映像がありました。但し、会費($29.95/年、$14.95/月)が必要。MLB.comのトップページの対戦リストにあるテレビマークをクリックすれば、90秒ほど生中継が見られます。見た限りでは、十分な画質でした。