つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

深く感動すると目が潤む

昨夜の再放送も見てしまった。
ふとTVのチャンネルを変えたら、先週のNHKプロフェッショナルが流れていた。
「血管外科医 大木隆生さん」のである。



第115回 大木隆生(2009年4月14日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀


前回も目が潤んでしょうがなかったが、今回もである。
近年涙もろくなっているが、それは幼気な子供にたいしてが多い。
今回は、少し違う。おそらく、深く感動したときのもののようである。


すみきち&スタッフブログ』から彼の言葉を少し引用する。

「休憩を取るとが集中力は落ちますからね、
 基本的に気分転換はしません。
 さらに、空腹で緊張感を保ちます。
 人間の命がかかっていますし、
 それを思うと疲れたとか眠いとか、
 そういうことにはならないですね」

「『衣食足りたらときめきを求めよ』、
 私はこの『ときめき』をひたすら追求してきました」

「金欲とか、権力欲とか、そういったものは、
 一度手に入れてみるとなんだと薄っぺらいものなのですね。
 手に入れるまでは、それがゴールになりますが、普遍的なものではない。
 人間の普遍的で、かつ飽きの来ない喜びというのは、
 仲間、あるいは人に喜ばれることの喜びだと思うのです。
 みんな魂の奥底にはそういう気持ちがあるんですよ。」



若い頃父親の仕事で英国に行き、勉強ができなくて劣等感に陥っていたらしい。
帰国後に高校で、得意の英語で友人に感謝されたことを切っ掛けに変わる。


番組で紹介されたプロフェッショナル達は、劣等感を克服するモチベーションでその道を究めた人が多い。
茂木健一郎も言ってたと思うが、若いうちに劣等感をもつことは、その後の飛躍に繋がるようだ。