つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

なかなか面白いBBCの自動車番組「TopGear」

さりげなく日本の風景を盛り込み、競争というシチュエーションを上手く使った自動車番組です。空撮も使った見応えあるカメラワークで編集されている。さすがにBBCと言うところです。ただ、少しボロが見えるのは、ご愛嬌でしょう。


約30分番組を4分割してるので、Part-4まであります。(日本語字幕付)
見始めると面白いので、一気に最後まで見てしまいました。


■GTR vs 新幹線(1)

・カーナビが日本語でしゃべりだすと「ヘルプ!」と叫ぶ。この気持ちは良く分かる。
・また、ポータブル翻訳機がよく出てくるが、変に役に立ってない所が可笑しい。車内販売で質問はできるが返ってくる返事は分からない。「意味ないじゃん」とつぶやく。これが、翻訳機の最大の欠点だろうと常々思っている。
・スピード違反検知器のために、お面を用意している。それで他のBBC番組の人間に罪をなすり付けようとするのが面白い。


■GTR vs 新幹線(2)

・(6:30)辺りで、「死んだ魚(dead fish)」を買いに行く場面がある。「dead」を付けと何か意味があるのか。「a dead fish joke」は「つまらないジョーク」となるので、それを暗に意味しているのかも。そこで、翻訳機が「HIV、陽性」としゃべりだす。これも、くだらないジョークなんだろう。


■GTR vs 新幹線(3)

・(2:40)辺りでボロが見える。新横浜にいるのに、鉄道の路線案内図は大阪のもの。色々な映像を寄せ集めて作品にまとめてあるのだろうと、少し興ざめする。イギリスの放送では、ほとんどの視聴者が日本語が分からないし、ましてや土地勘もないのだから問題は無いだろう。
・(3:20)辺りにある経験は、誰でもしたことがあるのではないか。地下輝に飛び乗って、表示板の駅が横浜に近づいたら方向は間違ってないと見守る。その駅のランプが点いた時に「イェース」と叫ぶ。この喜びには、共感できる。
・日本のおもちゃ・エアギターを上手く紹介している。英国でも人気があるのだろう。


■GTR vs 新幹線(4)

・最後のパート、競争のクライマックスになる。
・クルマの男の鉢巻きが、上下逆だ。
・一方の秘密兵器は、ポータブルバイク。組み立てる所が、兵器らしくていい。


色々なトラブルに会いながら、クライマックスまで盛り上げるストーリーで面白かった。
スピード違反検知器対策のお面や、走りっぷりを見ていると道交法違反はやり放題と感じさせる。
この辺は、イギリスの番組ですから許されるのでしょう。