新型インフルエンザで日本が塗りつぶされた
7月15日に唯一新型インフルエンザの感染者が無かった山形で患者が発生し、全国ブタフル地図(以下の図)が全て塗りつぶされてしまった。この時点で、感染者数は優に三千人を超え、現在は感染症情報センターによると3,416人となっている。この勢いは、猛威を振るう冬の南半球の比では無いが、夏場の日本でも確実に増えている。
幸いなことに、まだブタフルによる死亡者は出ていない。次の新聞紙面を賑わす記事がそうならないように祈ってる。
集団免疫の点で考えると、夏場で感染者、つまり免疫保持者を増やしておくことは、冬の大流行に対して少しは役立つのだろうか。集団免疫のためでもあるワクチンの数千万人分という数からすると、千や万の免疫保持の数など誤差の範囲内になるのだろう。