インドのCMにあるユーモア精神
このところアジアの良いCMに出会うことが多く、その質の高さが感じられる。
以前このブログで取り上げたタイのCMには、心を動かされた。
今回は、インドにある銀行の楽しいCMです。ING Bankが、オンライン・バンキングを使って如何に素晴らしいサービスを提供するのかをPRする。
■陶磁器店
・携帯電話を使って支払ができるというサービス。
・子供に注意しておきながら、自分がしてしまうという父親が可笑しい。
店のオヤジが、ソロバンで弁償の金額を無表情に示すとことろがいい。
■付けまとうスパイ
・使い切る直前に、自動的に新しいパーソナル・チェックを送るサービス。
・最初から画面の美しさに引き込まれる。コメディなどで使われる典型的な
隠れ方だが、場面が変わるたびに真剣に探してしまった。
これらは、映像だけでみんなが分かる内容になっている。クリアで美しい映像にユーモラスなストーリーが加わって、質の高いCMに仕上がっている。イギリスの植民地という長い歴史をもつインドには、洗練されたユーモア精神が伝承されているのかもしれない。