つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

刺激の強いクリスマス・キャンペーン

クリスマスのキャンペーンといっても、少し視点が異なる刺激的なものです。


■2009 クリスマス・キャンペーン

オーストラリアのTAC(Transport Accident Commission)というところが流している、交通安全のキャンペーン映像です。今回は特に20周年記念ということもあるので、刺激度が強くなっているかもしれません。


以前クリップしたものも、やはりショックを覚えます。
大麻の弊害

やはり、ドライバーに安全運転を自覚させるにはこの程度の刺激が必要なのでしょう。


このTACの20年にわたるキャンペーンで、事故で亡くなる人の数が半分以下になったようです。

On December 10th 1989 the first TAC commercial went to air. In that year the road toll was 776; by last year it had fallen to 303.
TAC 20th Anniversary Montage (2009 Christmas Campaign)

余談だが、"toll"には「通行料」や「報酬」以外に「死傷者数」という意味があることを初めて知った。道路を通行するのに「死の対価」を払うこともあるということなのか。意味深なワードである。


こちらも昔ほど無理な運転はしなくなったが、たまにヒヤリとすることはまだある。このような映像を見ると気持ちが引き締まる。お気に入りに入れたので、時々アクセスして見ることにしようと思う。


ところで、お隣のニュージーランドでもこんな刺激的な交通安全の看板があります。
■血を流す少年



南半球のすべての国が、こんな残酷な映像を使うとは限らないと思うが、なにか共通性を感じる。ひとつ思い浮かぶことがある。この辺りの人が概してブラックユーモアを好むからではないだろうか。