つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

変化はクレージーから始まる

10年以上もの前、20世紀末のコマーシャルである。
でも、いま見ても良いものは良い。





1997年にアップル・コンピューターが(今は、社名からコンピューターが外れている)、"Think Different"というキャンペーン・メッセージを広告のために使った. 1959年のフォルクス・ワーゲンの広告キャンペーン"Think Small"をリスペクトしたとも言われている。


映像で流れるメッセージを、拙訳してみた。

Here’s to the crazy ones.
 クレージーな奴等がいる。
The misfits. The rebels. The troublemakers.
 はみ出し者。 反逆者。 トラブルメーカー。
The round pegs in the square holes.
 場違いな不適格者。
The ones who see things differently.
 違った角度でモノを見る奴。
They’re not fond of rules, and they have no respect for the status quo.
 ルールは嫌いだし、現状にも敬意を払わない。
You can quote them, disagree with them, glorify and vilify them.
 彼らを引き合いに出して、異論を言えるし、賞賛も中傷もできる。
About the only thing you can’t do is ignore them because they change things.
 ただ、彼らが変化をもたらしたということだけは無視できない。
They push the human race forward.
 彼らは人類を一歩推し進めたのだ。
And while some may see them as crazy, we see genius.
 クレージーと見えるかもしれないが、一方で天才と見なせる。
Because the people who are crazy enough to think they can change the world, are the ones who do.
 世界を変えられると信じ込んだクレージーな人間こそが、そうできるのだから。



アインシュタインも、ボブ・ディランビートルズ、・・・みんな初めは異端児だったのだ。それが時代を経ると、いつの間にか天才になり、そして彼らがもたらしたものは常識、スタンダードになる。


では、今の異端児(アノマリーホープフル・モンスターなどと言われることもある)をそういう目で見られるかと言う課題が残る。今年の冬季オリンピックでマスコミに叩かれた国母選手も、世間の目から見ると異端児の一人になる。要は、幅広く多様性を認めることではないだろうか・・・。