つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

ICカード運転免許証について考えながら歩く


いつの間にか5年が経ったので、運転免許証の更新に行く。噂には聞いていたが、パスポートのように非接触式ICチップ(RFID)が埋め込まれたICカードになった。この前ブログしたように、その時の”つぶやき”をまとめておく。

散歩を兼ねて、運転免許の更新に行く。三月並みの陽気という事で暖かく、カメラオヤジも多い。カワセミの出没ポイントは、いつもより賑わっていた。
http://plixi.com/p/74671636
posted at 17:21:42

3時少し前に試験場に着く。順番待ちの列に誰もいない。暗証番号の登録、用紙記入、手数料、視力検査、顔写真と、スイスイっと済んでしまう。次は、安全講習。午後はイイ、速い!
http://plixi.com/p/74673845
posted at 17:39:02

30分の講習で、ICカードにした言い訳や、安全運転、道交法改定内容などを聞く。高齢者対策で、75歳以上には予備検査がある。「今は何月?」「今日は何日?」など。これに答えられない人は、そもそも更新時期内に来るのだろうか?^^;
http://plixi.com/p/74675242
posted at 17:50:44



この後、新しい免許証を受け取って、ICカード化についてつらつら考えながら歩いて帰った。



IC運転免許証・見本



実際に受け取った免許証では、本籍地の欄は消されて無くなっていた。




IC化(1)今日の講習で、ICカード運転免許証にした理由を二つ挙げていた。まず、個人情報保護で本籍地を隠すという。もともと表示する必要性があるのだろうか。それが必要なケースでは、戸籍抄本などを求められるのが一般的で、免許証で済んだという記憶はない。その欄を無くせば終わりだろう。
posted at 22:27:17

IC化(2)次が、偽造防止。偽造免許証で銀行口座や携帯電話の契約を結び、振り込め詐欺などに使用されるから。IC化で本人確認を確実にできるだろうが、銀行など、全国に相当数のリーダーが必要だ。よけいなコストがかかり、ICカード代450円以外にも、そのシワ寄せは結局ユーザーに行く。
posted at 22:32:19

IC化(3)そのシワ寄せは、コスト以外にもある。暗証番号の記憶などの手間である。暗証番号を3回続けて誤入力すると,ICカードがロックされてしまう。それを解除するには、また試験場などに行かなければならない。
posted at 22:33:11

IC化(4)調べると、すべての免許証がICカードに置き換わるのは、東京などでは今年中になるようだ。しかし、遅れている地方では、まだ3、4年掛かる。それまでは、銀行などで免許証の暗証番号を求められる事はないだろう。http://bit.ly/gkTeTG
posted at 22:34:27

IC化(5)考えてみると銀行の口座開設などにおける本人確認は、健康保険証やパスポート、住基カード、年金手帳などが使える。運転免許だけセキュアにしても片手落ちだろう。頭の良い振り込め詐欺だから、こんなことぐらいでは屁とも思わないだろう。運転免許取得者は、無益な負担が増えるだけ。
posted at 22:38:26

IC化(6)偽造防止が進んで、すべての本人確認のために使われる公的な証明書がICカード化された日には、おそらく縦割り行政の事だから全部異なった仕様になるだろう。その時の銀行の窓口には、各種のカード・リーダーが山と積まれているかもしれない。(^^);
posted at 22:40:55

以上、今日の免許更新が終わってからの散歩中に考え、後で調べてみたことを付け加えた、ICカード運転免許証の連ツイでした。
posted at 22:44:22



ところで、ICカード運転免許証とSuicaEdyなどのRFIDを同じ財布に入れて使う場合、読取りエラーが起きることがあるらしい。互いに誘導電力を奪い合い、作動エネルギーが不足するからだ。それぞれに取り出してから使えば問題はないが、SuicaPASMOなどの定期券は取り出さないで使うことが多い。これから、財布の中にRFIDが多くなるなぁ。