スーパーボウルが終わっても、CMビデオでまた楽しめる
月曜の朝は、NFLのスーパボウル(XLV)を楽しんだ。日本人の女性トレーナーがいるということでもあり、PITスティーラーズを応援していた。だが、GBパッカーズが結局NFLチャンピオンシップを奪取した。GBのディフェンスの頑張りが、PITの攻撃を抑えこんで勝利をもたらしたように思う。
日本のTVでは、NHK-BSが唯一のライブ中継をしてくれる。ハーフタイムショウは見られるが、評判のCMまでは流れない。高視聴率を得られるスーパーボウルに照準を絞って、各社の力作のCMが流される。もう伝説にもなっているAppleの「1984」のように、後々まで語り継がれるCMも多い。
さて今年は?と、”2011 Super Bowl Commercials”サイトを眺めてみた。VWのダースベーダー君やブリジストンのビーバーなどは、スーパーボウル開催前から流され、すでにネットで見ていた。それらはやはり面白く、そのサイトの評価上位に入っている。
■VW「フォースの修行」(ダースベーダー君、サイトの評価と同じく、これがベスト)
■ブリジストン「ビーバー」(これもイイ、トップ3には入る)
ざっと見てみると、車のCM、常連のコカコーラ、ペプシ、バドワイザー、映画の予告編が目に付く。
車のCMだけを取り出すと、アメ車、ドイツ車、そして韓国車などがあるのに、日本車のCMがない。車関連として、唯一ブリジストンが頑張っているだけ。これをみても日本経済の現状を推し量れるだろう。ところで、韓国の現代自動車(Hyundai)のCMで、Hyundaiの発音がホンダに聞こえるのは空耳だろうか。
■VW「ブラック・ビートル」(VWは、グラフィックにも良いものが多い)
■BMW「すべては仲間」(サイトの評価は悪いが、こちらの好み)
■Hyundai「Elantra」(出来は良くないが、"Hyunndai"の発音を聞いてください)
常連の飲料企業は、いつも期待を裏切らない。去年のスーパーボウルCMでは、コカコーラの「Sleepwalker」をベストに上げた。
■コカコーラ「厳格な国境警備」(「ドラゴン」より、こちらのほうがイイ)
■ペプシコーラ「初デートの頭の中」(^^);
■バドワイザー「ドッグ・シッター」(留守番)
最近では、グルーポン、eTradeなどのネット企業も多くなってきた。グルーポンは、スーパーボウルのCMでひんしゅく を買ってしまったらしい。
■eTrade「ネコの相づち」(可愛い。ネコが効いている)
その他、楽しめたもの。
上のバドワイザーもそうだが、留守番をテーマにしたものが多い。米国らしいCMだ。
■ドリトス「留守番」(速い展開で分かりにくく、二度見た。分かれば面白い)
■モトローラ「 Xoom」(伝説のアップルCM「1984」を逆手にとったものである。要は、iPadへの挑戦状なのだ)
■キャリアビルダー「チンパンジー」(ナンセンスもの)
全部見たい方は、”2011 Super Bowl Commercials”で。