つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

旅の終わりは大地震・熊野古道(伊勢路)を歩く(2/7)

クラス会も盛況のうちに終わった。久しぶりの懐かしい顔が、気分を学生時代に一気に戻してくれる。この時代に形成された仲間意識は密度が高く、いつまで経っても変わらない。その仲間と、次の再会を約束してホテルで分かれる。



さて、今日の目標は、新宮まで辿りつくこと。そこで熊野速玉大社をゆっくり参拝できれば大成功ということにした。
JRの急行なんかで行けば、新宮駅にあっという間に着く。それでは、面白くないし、この旅の意味が無い。途中駅で下車して、初日の足慣らし程度にと、海外沿いの熊野古道を歩くことにする。




(まとめの部分は、時刻が合わないでPost時刻を省略する)


■2011年03月06日(日)

宴会は深夜まで続き、今朝は同室の奴に5時に起こされた。眠い。

昨夜のホテルからの眺め。白い砂浜の砂は、オーストラリアから持ってきたと聞いた。宮古島の浜とは比べものにはならない。

再び白浜駅ナウ。パンダが居るとは知らなかった。

11時6分の新宮行き各停電車を待っている。途中で降りて初の熊野古道に足跡をつける。こに電車を逃すと、2時間あとになる。ネットにつながるので、一気tweetだ。
posted at 10:40:57

弁当を調達してから、ホームに行こう。さて、次は何処で給水できるだろうか。昨日のホテルは、なりはよかったが、情報化が遅れてる。
posted at 10:54:32

  再注)「給水」という言葉は、持っていったiPod touchでインターネットに接続できるということです。つまり、接続できると、現在地の地図データが更新でき位置情報も入手できる。そこで一息つけるということから「給水ポイント」と勝手に言っているだけ。

白浜駅のホームまでFreespotは届かなかった。JRきのくに線の各停を待つ。これから目的の駅まで約2時間半かかる。

        • お弁当

調達した弁当。この旅らしく選定した。中身は、三色オニギリと山菜など。ガラガラの車内で海岸線を見ながらと、良い景色になった頃合いでいただく。

JRきのくに線無人駅が多く、ワンマンカーの前方で乗り降りとなる。これは、数年前に東北を放浪(一人旅)をした際に経験してるので、違和感は無い。



和歌山県街道マップ

三輪崎駅で降りて、途中から古道ルートに入ろうとした。地図が大まかで、入りそこなった。結局、熊野古道ならず熊野新道を行くことに。

紆余曲折、行き止り&引き返しをしながら、新宮近くになってやっとこルートにのる。が、防波堤沿いの普通の道。なんのこっちゃ…。

やっとのことで、新宮駅にたどり着く。このルートのネットで見つけた地図は、ほぼ役に立たない。結局は、iPodに貯めておいたgoogle mapで方向を見つけることになった。

        • 熊野速玉大社

今日の締めは、熊野速玉大社。駅から約1kmくらい。この時になって、雨になってきた。

雨で人が殆ど居なく、境内を独り占め。派手だが、雰囲氣がある。弁慶にもゆかりがあるようだ。このあと、ホテルを探して何千里、いや何千メートル。

        • チェックイン

新宮のビジネス・ホテルにチェックイン。シャワーを浴びて、ホッと一息です。今日からホテルのランクが下がるが、有線LAN完備。で、ぼちぼちまとめtweet
posted at 17:11:54

良い写真を選び忘れていた。さてと、夕食を求めて外出します。
posted at 18:01:46

          • 「ひろめ」を食す

雨が降っていたので、ホテル近くの食事処「かあさん」に入った。お勧め「ひろめ」の湯どうふをたのむ。「ひろめ」は海藻で、この時期にしか無い。さっと湯に通すと綺麗な緑になる。美味でした。

いろいろ話に花が咲いて、店の女将さんから、熊野速玉大社のお神酒を一杯頂いた。花の窟であったお祭りのお下がりという事で。

写真を整理していて、思い出した。熊野速玉大社の近くを歩いていると、いきなりこの彫像が目に入ってきた。一見、普通そうな家の玄関の外に置いてある。この家の主は、彫刻家なのだろうか?



ということで、初日は熊野古道ならず熊野新道を歩いてしまった。道に迷った時の対処法も体得できたように思う。ま、スタートの足慣らしとしては、まずまずだろう。