つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

アナログ時計でデジタル時計を創る

最初に目に飛び込んだのは、美しいデジタル時計の写真、と思った。
よく見ると、部分的にアナログ時計が確認できる。
不思議な感覚が伝わる。


一つの文字セグメントが、6個のアナログ時計で構成されている。
このサイト【digital clock needs 48 analog hands to tells time】に動画があった。
動きを見ると、面白く、そして美しい。





コンピュータも、突き詰めればアナログ的な回路の寄せ集めで出来ている。
「デジタルと言っても、結局はアナログだ」と指摘しているようである。


ビデオを見ていると、引っかかるところがあった。
机上でシミュレーションしてみる。
「1」、「4」そして「7」と「8」は、どう表示しているんだろうか?
ビデオを見直すと、


「1」「4」は、まずまず。
  


「7」は?

少しゴミが残るが、なんとか「7」に見える。


「8」は?

あらら、結局うまく出来なくて投げ出してしまった。
それも、時と分の表示すべてを放棄してしまった。


もし私がこのアイデアを実行していたら、7と8で諦めていただろう。
しかし、この作品を見ると、この「放棄」に味がある。
完璧も良いが、この"いい加減さ"も何故か好きである。
ここが、アナログの良い加減につながるのかもしれない。

If you happen to be in Sweden this summer, the Clock Clock will be on display at the Röhsska Design Museum June through mid-August 2009.
digital clock needs 48 analog hands to tells time on [technabob]

とあるので、スウェーデンに行く機会(まず無いだろう)があれば是非立ち寄ってみたい。