一人のピアニストとして
日本人が、バン・クライバーン国際ピアノコンクール(米国)で初めて優勝したことを、TVのニュースで見た。
少し感動した。
クラッシックにはほとんど造詣がないのだが、その演奏を聴きたくなったので、YouTubeを探してみた。
優勝したのは、全盲の辻井伸行さんである。
このビデオからも、演奏の凄さが伺い知れる。
受賞後に「障害者というより、一人のピアニストとして聴いてくれた手応えがあるので、それがとてもうれしい」と話していたことを朝日新聞の記事で読む。
TVで見た時の感動には、”全盲の”ピアニストというところが少なからず作用していたことは違いない。
私のような凡人には、色眼鏡を外すことが難しい。
でも、本人からすると、そうした”色眼鏡がない”ところで、最高のピアニストとして評価されたことがひとしお嬉しかったのだろう。
いろいろと考えさせられる・・