つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

自信を失なわせる色の錯視

少し濃度が違う青色で四つに塗り分けられた紙。その区切りごとに折り目がつけられている。1本の鉛筆が折り目に置かれると、あら不思議・・・?



最初はあやふやで、いつのまにか同じ濃さの青色になっていたという感じである。3番目の折り目に鉛筆が動いたとたん、スッーと左側の青が右側の濃さに変わる。錯視なのだろうが、意図的に色を変化させているのではないのかと思えるほどである。この映像には、本当にビックリした。


映像トリックでないことを確かめるため、青紙全体の映像で止めて同じように画面の前で鉛筆を動かしてみた。鉛筆が折り目に来たとたん、左右の色が同じになる。トリックではない。


今までに見た色の錯視は、下の例にあるように、同じ色が違う色に見えるというものが多かった。今回の錯視は、違う色が同じに見えるというところが驚きを大きくしているのだろう。


「色の同化」:背景の色は全て同じであるが、元の色よりも線の色に似た傾向の色に見える。
 


「チェッカーシャドウ錯視」AとBのタイルの色は同じである。
 
いずれも【錯視 - Wikipedia】から。


色の錯視は、面白いということもあるが、自分の中にあった色彩感覚の自信を失わせる。