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ラグビーとサッカーの面白差は、手と足の差

このところスポーツ番組をよく観る。この時期はラグビーのシーズンであるが、テレビでの放送は少なくなっている。先日の高校ラグビーの決勝はテレビで放送され、東福岡高校が圧勝した試合を楽しめた。遅れて、高校サッカーが終盤を迎えている。今日も、準決勝2試合を観ていた。


  

スポーツナビ


ラグビーとサッカーを見比べると、ラグビーの方が高校、社会人、欧米のリーグ、ワールドカップとどの試合でも楽しめる。一方、サッカーの方は、ワールドカップはもちろん欧米のリーグ戦は見ごたえがある。しかし、それ以外の試合は、少し面白みが落ちる。高校サッカーJリーグでは、「あ〜あ」とタメ息をつく方が多い。


先程から高校サッカーを観ながら、同じ高校生でもラグビーの方が面白いのはなぜだろうと考えていた。しばらくして、ボールを扱うときの手と足との精度の差かなと感じた。おそらくボールを動かす精度が上がれば、チームをより戦術的に動かすことができるので、”みられる”試合になる。この精度が落ちると、観る方のタメ息が多くなり、またチーム戦術も壊れて面白く無くなる。


高校生クラスだと足技が手技に比べて格段に劣ることになるので、このクラスのラグビーとサッカーの面白さに差を感じるのだろうというのが、個人的な結論である。


スポーツ観戦の醍醐味は、個人技による美しいスーパープレイを見ることもあるだろうが、意図されたチーム戦略や戦術がピタリと決まったときの感動も大きい。


余談だが、この戦略をより楽しめるようにしたのがアメリカンフットボールであろう。NFLもプレイオフに入り、これからスーパーボウルに向けて一段と面白くなっていく。