スペイン旅も波乱の結末(4)
イスラム文化が色濃く残っているアルハンブラ宮殿を見る。
美しい庭園や建造物を見て歩く。内部には豪華な飾りが施されているが、全体として落ち着いた雰囲気に満ちていた。
午後は、闘牛場のある丘の町ロンダを観光してから、夕刻にセビリアに入る。
2011年12月01日(木)
<グラナダ・アルハンブラ宮殿>
今朝は、歩いてアルハンブラ宮殿まで行く。といっても、ホテルのほぼ隣だから数分の距離。少しはこの旅で余分についた脂肪を落とさなくては。^^;
宮殿の中を、日本語でダジャレを飛ばすスペイン人ガイドに連れられて歩き回る。結構な運動になる。説明は、ダジャレのみの記憶ばかりが残って、肝心な部分は覚えていない。
いずれにしてもローマ帝国の巨大さと偉大さを思う。この辺りが一番美しいところ。水のリフレクションを巧く使っている。
そうそう、今朝ホテルを出るときにヘマをしてしまった。靴磨きの押し売りに捕まってしまったのだ。皆がたむろしているところへ、ボーッとした頭で入って行くと、いきなり左の靴を台の上に載せられ、スペイン人オヤジが磨き始めた。ハッと気づいたのは、右の靴にかかり出したとき。時すでに遅し・・・。
その間そのオヤジは、子供が何人いるなどを英語もどきで言っている。奥さんはと聞くと、英語が分からないふりをし、磨き代をくれと主張し出した。やられたと思ったが、逆らわずに払ってやった。これも旅の思い出だし、低迷するスペイン経済の足しにもなるだろう。しかし、少し悔しいな。^^;
あとで考えると、この小波乱があとの大波乱を予兆していたのかも知れない。旅への慣れで気が緩んでいる。それに疲れもあるだろう。
<ロンダ>
バス中で十分なシエスタを終えると、闘牛場のある丘の町、ロンダに着いた。
オーソン・ウェールズが好きだった町で、通りにその名前が残っている。そこを抜けて見晴らしの良い公園に出る。
その公園の横に、白い闘牛場があった。入り口の前にはお大きな雄牛の彫像がある。現代の闘牛ではメスしか使わないが、かっては、オスが主役だったなごりという事だ。
<セビリア>
セビリアなう。
夕食後、近くにスーパーマーケットがあるというので行って見ることにした。ホテルの敷地から出ると道路にぶつかる。街灯も少なくて暗く、しかも歩道が無い。やむなく、断念する。