つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

スペイン旅も波乱の結末(7)


さて、波乱の旅も無事に千秋楽を迎えました。


自由気ままな一人旅の時は、いろいろなところに注意を払っているし、緊張する場面もよく出てくる。しかし、ツアコンが付くツアーの場合は、ベルトコンベアに載せられているようなもので、緊張感は少ない。ましてや必死になるようなことはまず無い。


今回の旅は、途中で頭をフル回転させなければならない状況を久しぶりに経験した。こういう想定外の非常事態は、自分で計画した旅にはよくあることである。海外出張時にもいろいろと経験している。しかし、その結果、それを乗り越えたという充実感が残ることが多い。今回も、盗難という後味の悪さがあるが、後処理を必死にやり遂げたという達成感を感じた。


2011年12月04日(日)
マドリッドミュンヘン

できればスペインリーグのサッカーを見たかったな。そして、これも見たかった。名残は尽きない。アディオス。

お土産はオリーブ・オイルが良さそうだ。イベリコ豚もあるな。

 



ところで、スペインの道路を走っていると下のような牛の形をして真っ黒に塗られた看板をよく見かける。

何かと聞いたところ、オズボーン社のシェリー酒の広告だという答えが帰ってきた。以前は色がついていたのだが、これに見とれて事故を起こしたドライバーがいたので、黒く塗りつぶしたということらしい。日本にスペイン人ドライバー多くなると、かなりの看板を塗りつぶさなければならないだろうな。(^^)

マドリッドからお昼の便でミュンヘンへ。飛行機を乗り換え、午後の便で成田に向かう。

  イミグレーションで帰国用のパスポートを見せると、一瞬だが係員の顔が傾いた。が、なにごともなく無事通過できた。何かあった時にと、警察でもらった盗難届けを用意していたのだが・・。^^;




2011年12月05日(月)
<成田>
お昼に成田に到着。
成田の入国でも特別待遇で、入国管理室の事務所まで立ち寄ることになる。こちらのパスポートも一緒に渡し、私がトイレに行っている間にチェックが終わったようだ。無事に帰国できた。


いつものように預けてあった車で家に戻る。

家に帰ってから、時差ボケ解消と食料調達を兼ねて散歩に出た。12月とは思えない暖かさで気持ち良く歩けた。しかし、日が落ちると一気に気温が下がり、師走の寒さを肌で感じる。



<時差ボケかな>

tweetを振り返って読んでみると、いつも以上に誤字やタイプミスが多い。時差と年齢の二つのボケが合わさった結果と思う。ホテルの部屋の暗い間接照明の影響もあったとういう言い訳もあるが・・。



さてよく見てみるとクレジットカードや免許証などバッグと一緒に無くしたものが意外と多い。危険分散をしていなかったのが最大の反省事項か。これからそれらを復旧する作業がある。旅行傷害保険の申請作業もしなければならない。時間はある、ゆっくりと考えればいいやと思いながらベッドに入った。