つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

木曽路を歩いて昔を懐かしむ(その1)


 福島から帰ってからすぐ、今度は長野の方に旅することになった。中高時代のクラス会が、去年の白浜に続いて、今度は御岳山の麓にあるロッジで開かれるのだ。このロッジを家族で営んでいるのはクラスメイトで、仕事がら定例のクラス会にはなかな出席できないということを聞いていた。いっそのことこちらからみんなで出向いて行ってそのロッジでやろう、ということで今回のクラス会が決められた。集まるのは母校のある大阪からと東京在住の人間なので、ちょうどお互いの中間地点にあり、地理的にフェアな場所という口実もある。


 クラス会は一泊だけ、せっかく長野に来たのだから善光寺くらいはお参りしようと思っていた。また長野にはスキー場が多く、学生時代に雪が降りだすとしょっちゅう通っていたところなので、思い出も多い。6月の初旬で梅雨入りも間近だと聞くので、あとは雨が降るまで、気の向くままにぶらついてから帰ろうと家を出た。


2012年06月09日(土)


<出発>

雨だ。涼しい。というか、昨日の暑さからの落差で寒く感じる。でも、出かけなければ。

東京駅なう。何かあったのだろう、中央線が遅れている。



<中央線>

新宿駅なう。たいした遅れもなく着いた。十分な余裕をもって動いているので、問題ない。さてと、どの駅弁を買おうかと迷ってる。

塩尻なう。ここで乗り変える。電車は空いている。雨はまだ降っているのだ。
  



木曽福島

木曽福島駅なう。一応の目的地、ここからマイクロバスで山奥に分け入る。雨は小やみに、標高775mなので涼しい。

 木曽福島駅に集合なのだが、一人が特急電車でこの駅を乗り過ごしたらしい。幸いにも、次の駅に臨時停車するダイヤとなっていたため、タクシーを飛ばして汗をかきかき駆けつけてきた。最小の遅れで、クラス会初日のツアーが始まった。やはり、みんなが揃わないないと楽しくない。


奈良井宿



 【江戸時代、江戸と京の都を結ぶ重要な街道であった中山道にある宿場、中山道六十九次 の一つで、江戸から数えて34番目にあたる。逆に、京都から江戸に上る場合、木曽に入ってからの最初の宿場となる。街道沿いに上町・中町・下町の3つの街区に分かれていて、日本の情緒を色濃く残す観光スポットである。】

奈良井宿を歩いてます。また雨が降ってきた。

昭和村で見た花がここにもありました。名前はルピナス、上り藤とも言うそうです。

お迎えに来てくれました。奈良井宿の湧き水でカメラを向けると、逃げられた。(^^) これからマイクロバスで1時間くらい掛かるらしい。



<ひゅってくらいす>
クラスメイトのロッジ「ひゅってくらいす」は、木曽の御岳山の麓の開田高原にあり、四季それぞれに楽しめるところです。


個人的には、雪の降るシーズンに来てみたいところである。と思って、幾つかのパンフレットを貰ってきた。




目的地に到着。標高は1420m、涼しいと言うより寒いくらい。歓迎の雄叫びで迎えられた。



<御嶽明神温泉>

近くのやまゆり荘に送ってもらって、御嶽明神温泉に浸かる。今週は、三度目の湯治なるのかな。お湯はぬる目、飲むと糖尿病などに効くらしい。





今日見たところと、明日に予定のパンフレット



<夕食・宴会>

話しだすと、一気に学生時代に戻る。一つの話が次の思い出を呼ぶ。その連鎖反応だ。お酒も入って、口がなめらかに動く。また、ひゅってくらいすの食事は格段に美味しかった。

楽しい語らいも終わった。さてと、寝ることにします。



 旧知の仲間たちとの楽しい語らいは夜中まで続いた。ひとしきり旧交を温めて、まだ明日もあるということで眠りについた。