つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

飛べない鳥が空を飛ぶとき

「鳥」と聞くと、”空を飛ぶ”ものというイメージがまず脳裏に浮ぶ。その仲間でも、ペンギンやニワトリなどということになると、そのイメージが消えてしまう。しかし、同じ鳥類なのだから「ひょっとすると・・」ということが頭の中に少し引っかかっている。あるCMから、数年前にBBCが放送した”ペンギンが空を飛ぶ”映像をみて「こらありえる!」と感じてしまったことを思い出した。



この映像は、BBCのユーモアで、エイプリルフールの日に放送するために作られた力作である。見事にだまされた。


きっかけになったCMは、ダチョウ。
今度は、飛行機の上からだから少しは何とかなる。そして、どう飛ぶのだろうかな、と見入ってしまう。



BBCの映像に比べてCGっぽいので、どうオチを付けるかというのが興味の対象に変わっていく。機内でのダチョウの表情に愛嬌がある。そして、平然と歩みを速め、ジャンプ。やはり羽ばたかない。滑空している。そのうちにほぼ垂直落下状態になる。・・オチはパラシュートだった。ちなみに、音楽は、サミー・デイビス・ジュニアの「I gotta be me」である。



これは、Cadburyキャドバリー・チョコレートのコマーシャル・ビデオ。


ただ、広告の対象とどのような関連を意味していたのだろうか。飛べないダチョウが夢見ていた空を飛ぶとびっきりの楽しさを、このチョコレートで味わえるということなのだろう。


「ひょっとしたら」という期待感をくすぐるこの手のコマーシャルは、ワクワク感で楽しく面白い。これを見て空を飛ぶペンギンを思い出し、またダチョウの顔が意外とキュートなのを発見した。