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秋の気配を感じるために、梨の美味しい見分け方

八百屋の店頭からスイカが消えて、梨が目立つようになってきた。先日も初物らしき梨を見つけて買ってみた。「幸水」という品種のもので、みずみずしくて美味しかった。その後も、別の店で「豊水」というものを買ってみたが、シャキシャキしていて少し酸味が強かった。


どちらも、何の知識もなく、適当に見た目の良さだけで選んだ結果である。そこで、スイカの時と同じように”美味しい梨の見分け方”を調べてみた。


結論からすると、「果物ナビ」の梨のページを見れば、梨のことに付いて詳しく分かる。そこにある見分け方です。


形がよく果皮に張りがあり、同じ大きさなら重みがあるもの。また、軸がしっかりとして果皮に色ムラがなく、お尻がふっくらとして広いものがよいでしょう。果皮のザラザラ感(茶色い斑点)は熟すにつれて減り、食べ頃になるとツルツルになってきます。二十世紀梨などの緑色の梨は少し黄色っぽくなれば甘みが出た証拠。幸水などの茶色い梨は適度な赤みのものを選びましょう。



要は、容姿がよく、肌に張りがありツルツル、そしてお尻がふっくらと・・、好みの人を選択するときにも当てはまることである。
これなら覚えやすい。(^^);


その他に、梨には「赤梨」と「青梨」があるといったような基礎的な知識も得た。ほとんどの品種は「赤梨」の部類に入る。先の「豊水」や「幸水」、以前耳にしたことのある「新高」や「長十郎」などがここに入る。これらの4品種だけで、日本の梨の8割近くを占めるようだ。「青梨」の代表格に「二十世紀」があり、全体の1割程度と生産量は少し落ちる。


この色に関する見分け方は、他のページ(後掲)からの情報も含めてまとめると。
<赤梨>
 ・赤い皮のした梨のほうが甘味が強く柔らかい。
 ・あまり赤すぎないもの(適度な日焼け具合)。
 ・シャリシャリ感が楽しみたいのなら青い皮が良い。
<青梨>
 ・二十世紀梨は熟度が進むと、皮が黄緑色から黄色になる。
 ・みずみずしく、透き通るような果皮。
 ・シャリシャリ感は黄緑色のもの、甘さ重視は黄色のものを選ぶ。


トリビアな知識としては、次のようなものがあった。
 ・ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、
  保存状態がよければ7〜10日ほどは日持ちする。
 ・梨は基本的に追熟しないのでなるべく早く食べたほうが良い。
 ・赤梨に見られるブツブツの斑点は、水分を閉じこめておくための
  コルク栓のようなもの。
 ・梨の効能:便秘改善、高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、
       脳梗塞予防、利尿作用、咳止め


9月に入ってもまだ真夏の暑さが続いており、秋の兆しも感じられない。せめて、冷やした梨を食べながら、少しでも秋の気配を感じようと思っている。


(参考)
  ・まるひら農園 - - おいしい梨の選び方
  ・日本梨の美味しい見分け方 - 梨ブログ
  ・おいしい”梨”や”りんご”の見分け方 の巻 | 宮ちゃんのフロント日記