つれづれ memo & feel

旅の記録と日常の出来事をメモする

コロンビア映画のオープニングに隠し絵

最近、「隠し絵」と聞くと脊椎反射的に反応してしまいます。今回のものは、過去に見慣れた風景の中に隠れていたということで、反応が大きかったようです。


映画の最初に映画会社のオープニング・ロゴが映されます。そう聞くとすぐに、ライオンが「ガォー」と吠えるMGMのものが思い浮かぶでしょう。コロンビア映画では、”自由の女神”風のトーチを持った女性が画面の中に押出されます。
その背景に人の顔が隠れているということが、「Mighty Optical Illusions」にあり、次の写真がついていました。


ちょっと探してみると、左右にある雲の輪郭が人の横顔の様に見えてきます。
しかし、問題の顔は、女神のすぐ横でトーチの下辺りに見えるゴーストバスターズ・マッシュルームマン風の顔でした。


一応、Photoshop改造画像でないことをチェックするために、YouTubeでこのオープニング映像を探してみました。

15秒ほどのものですが、確かにマッシュルーム顔を見つけることができます。


今までに何回も見たオープニングですが、この顔に気付いたことはない。本編の方に意識が集中している状態で、ただ見逃している画像の中からこれを見つける人は、余程のだまし絵や隠し絵の愛好家なんでしょう。


ちなみに、この隠し絵が偶然のものか、コロンビア映画の創業時代の誰かによって仕込まれたイースターエッグのようなものかは分かりません。調べると、「オープニング・ロゴの謎」としてトーチを持つ女性の”いわれ”だけがありました。

自由の女神と間違われやすいコロンビア映画のオープニング・ロゴ。光り輝くトーチをかざす女性の像。スクリーンに最初に映し出されるそれは、コロンビア映画の創造者ハリー・コーンの妻をモデルにしたといわれる女性像で 「コロンビア・レディ」 と呼ばれている。
Sony Pictures Online Top Joy